― “考える”のニュアンスをわかりやすく解説 ―
今回は、「見える系」の5つの英単語を解説していきます。海外旅行時や日本で何か聞かれた時、これらを使い分けることができれば会話が続きやすくなり、異国の人たちの考えを聞くことができinterestingな経験ができる機会があることと思います。また座学でまとめて勉強するのも、根気やまとまった時間も必要なので、隙間時間にこの記事を読んで勉強してみてくださいね。
【この記事でわかること】
see:自然に「目に入る」「見える」(無意識・結果)
look (at):意識的に「見る」(行為)
watch:動きを追って「じっと見る」(継続・変化)
上記に加えて、単語のニュアンスや発音、CEFRレベルを表にて一目で確認できること
例文付きで発音練習をすれば、定着率UP!!
結論;日本語ではすべて「見る」だが、英語は“意識・動き・継続”で使い分けるのがポイント。
| 単語 | 発音 | CEFR | 意識 | 動き |
|---|---|---|---|---|
| see | siː | A1 | × | どちらも |
| look | lʊk | A1 | 〇 | どちらも |
| watch | wɑːtʃ | A1 | 〇 | 〇 |
日本語ではすべて「見る」だが、英語は“意識・動き・継続”で使い分けるのがポイント。
see|「見えてしまう」「理解する」
コアイメージ
努力しなくても見える
結果として視覚情報が入る
例文
I see a dog over there.(あ、犬が見える)
Can you see the mountain from here?(ここから山が見える?)
抽象的な意味(重要)
I see what you mean.(言いたいことは分かる)
We’ll see.(様子を見よう)
see = 視覚 → 理解 に拡張されやすい
look (at)|「意識して目を向ける」
コアイメージ
自分の意思で見る
動きは必須ではない
例文
Look at this picture.(この写真を見て)
She looked at me silently.(彼女は黙って私を見た)
注意点
look は自動詞 → 対象には at が必要
❌ look the sky
⭕ look at the sky
watch|「動きを追って見続ける」
コアイメージ
変化・動作をじっと観察
時間的な継続がある
例文
I watch TV every night.(毎晩テレビを見る)
She watched the kids playing.(子どもたちが遊ぶのを見守った)
使い分けを一瞬で判断するコツ
意識している?
NO → see
YES → look / watch
動きを追っている?
YES → watch
NO → look (at)
日本人が間違えやすいポイント
❌ I saw TV last night. ⭕ I watched TV last night.
❌ Look the sign. ⭕ Look at the sign.
❌ I’m watching the mountain. ⭕ I’m looking at the mountain.(山は動かない)
まとめ
see = 勝手に見える
look = 意識して見る
watch = 動きを見る
迷ったら「動いてる?」と自分に聞く。
【筆者プロフィール】
臨床工学技士として医療機関に勤務。英語論文を読む際には、日常会話とのニュアンスの違いを意識しながら、語彙や表現をていねいに分析しています。
特に “見える系” の単語 は、「見る」と一言では訳せない使い分けが多く、論文・技術文書と日常英会話とでニュアンスが変わることがあります。
本ブログでは、実際の英文を読み比べながら、その違いを初心者にも分かりやすく整理して解説しています。
英語といえば論文ですが、国内外の論文(PubMed)や信頼性の高いデータを参考にしながら、正しい知識と実践につながる生活改善アイデアを紹介。将来的には便秘・腸活・睡眠・運動など、複数の子カテゴリーに分けて体系的に情報を整理していきます。よかったらこちらもどうぞ!


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